心理学を学ぶこと

心理学を専攻している、と聞くとこの人は簡単に人の心を読めるのだ、と思われることが多いそうです。
しかし、いくら心理学と名を付けていても初対面の人の考えていることをはっきりと読めるわけではありません。
そして、心理学はそういって人の心を読んで楽しむというように使われる学問でもありません。
心理学とは人の心理を知る学問です。
それにはもちろん統計的な行動や思想等も含まれています。
しかし、中心に据えられるのはそれではなく人の心を理解し、そしてそれをどういうように良い方へ向けるか、という思考過程です。
例えば人から相談を受けた時、心理学を学んでいるとよりその相談者にとって良い返答ができるようになるでしょう。
そして、それは常に同じ返答ではないのです。
この人は、自分の言ったことを肯定して欲しいと考えている。
この人は、ただ話を聞いて欲しいだけなんだ。
と言ったように、人によって対応を変えるということができるようになるのです。
しかし相談の場で一番大切なのは自分の心情です。
自分だからこそできる返答、回答、行動があります。
それを加味すると、一つの質問に対しての返答は幾通りもあります。
そこでひとつの支柱となるのが心理学という学問なのです。